【狭小コンクリート住宅】 敷地間口2.4メートルの家

iose-01.jpg■建物の概要
狭い土地に小さい住宅でもよいから、どうしても都心に住みたいという若い夫婦の住宅です。 
一緒にいくつかの土地を見比べ、この大塚駅から徒歩2分の土地を購入してもらい計画がスタートしました。
旗竿状の敷地で、接道部分は2.4メートルしかなくその竿の部分が10メートル、そして奥に5メートル四方の土地という変形敷地です。

■住宅への希望
①自然を感じたい。
②ものが多いので収納をたくさん欲しい。
③手持ちのシャンデリアなどを使いたい。

■主なデータ
●敷地面積:50.69平方メートル(15.33坪)
●建坪率:80%
●建築面積:28.08平方メートル(8.49坪)
●容積率:360%(前面道路幅員より)
●延床面積:82.98平方メートル(25.10坪)
●完成年月日:2006年10月
●施工:渡邊建設


■スタジオ4設計のアイディア

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◆LDK◆
3階にあるLDK。キッチン上部はルーフテラスとなっていて、ポリカーボネイドのトップライトから光が落ちてきます。床にはガラスブロックがはめ込まれていて、下階の寝室まで光がとどきます。

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◆LDK◆
階段よりLDKをみる。LDKの半分は2層吹き抜けになっており、吹き抜け部分はルーフバルコニーから採光を得ています。造り付けの棚は、鉄骨床材のルーフデッキを竪に使用し、高さを自由に変えられる方立てとしています。

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◆ルーフバルコニー◆
キッチン上部のルーフバルコニーには水盤が設けられています。床のポリカーボネイドからキッチンへ揺らいだ光が落ちていきます。左側サッシはLDK吹き抜け部分。

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◆階段◆
玄関と階段は旗竿状敷地の竿の部分に設けました。唯一、道路側からの採光をえるため、段板は鉄板のキャンチレバーとし透過性のあるデザインとしました。

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◆寝室・バスルーム◆
寝室とバスルームはトーメーガラスに仕切られた一体空間です。天井の四角い開口はLDK床にはめ込まれたガラスブロック。

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◆バスルーム◆
寝室よりバスルームを見る。右側にスリガラスのガラスボックスはWC。

■備考
「新しい住まいの設計2007年10月号」、「狭小住宅 Part7」に掲載。

大阪ガスPR誌「住まう」2009年秋号掲載。

●写真:松岡満男


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