- 2010年3月 7日 12:33
きのうは出かけて帰りに、塚田修大建築設計事務所のオープンハウスへおじゃましてきました。
塚田さんは東洋大で、一緒に設計製図をみている非常勤仲間の1人です。
場所は埼玉県三郷市。
その建物は県道から少し入った田んぼを埋め立てた住宅地の一角に建っていました。
早速近くの空き地に車を止めて見学へ。
案内によると、朝顔の花のような上部に開いたRCの構造体が印象に残っていましたが、外観はいたってシンプルなグレーのボックスです。
近づくにしたがって見えてくる20センチほど浮き上がった1階スラブが、ただの箱でないこを想像させます。
正面に空けられた真っ白いドアが入口。
開いた玄関ドアから内部の傾斜したコンクリート壁の様子が垣間見れます。
玄関で靴を脱ぎ、そのまま建物の中へ入っていくとありました。コンクリートの朝顔上の物体?。
正面は和室、中央のコンクリートのかたまりに沿って右側がLDK、個室へと続きます。
ここで見える光景は外観からは想像がつかないコンクリートの重厚な別の世界です。
中央にあるコンクリートの四角いボックスから立ち上がった壁は曲線を描いて傾斜した屋根になっていきます。
その傾斜した分厚いスラブにはランダムに開口部が穿たれ、天空から光が降り注ぎます。
雨の日ひもかかわらずたくさんの光が落ちてきていましたから、晴れた日の室内からみえる青空はきっときれいなことでしょう。
LDK奥の階段を上がると個室の上を利用したファインフロアのロフト。
その先の階段を上がると、なんとひろ~い庭に面した大きなバスルームがありました。
ここも、いままでとはまったく違う別世界。
開放的なバスルームと、ゆくゆくは芝生が生えるであろう外部空間が広がります。
アプローチから各室を経て、ここにいたるまでの予想の裏切られ方は、なんともいえない快感でした。
久しぶりにドラマチックな住宅を見せていただきました。
コンクリートによる建物はコンクリートでしか出来ない建物を設計すべきということを改めて教えられた住宅でした。

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