- 2010年1月29日 22:37
きょうはK HOUSEの引渡しがありました。
思い返せば、一昨年の6月に設計の仕事の依頼をいただいた仕事です。
それ以前に、数件の我が事務所の設計した建物を見ていただいていたので、Kさんご一家とは2年近くのお付き合いになります。
建物は鉄筋コンクリート造3階建、オーナー住居、オーナー息子さん住居、そしてワンルーム賃貸住戸が4戸という6所帯の集合住宅です。
3階建てといっても南側は5メートル以上の崖になっているため、南側から見ると、3階部分は通常の5階部分ほどの高さになり180度開けた眺望は最高です。
工事スタートに際して、曲者だったのがこの既存の崖。
コンクリートで造られたふるい崖は敷地境界が不明で、所有者がわかりません。
本来であれば所有者が造り替えることになるのでしょうが、それができない、、、。
区役所からの指導もあり、こちらの基礎工事時に、こちらのクライアントの負担で擁壁補強をしなければならなくなってしまいました。
擁壁のある敷地での工事は計画の段階で所有者の明確化など、注意を要することを改めて実感しました。
ここで、納得いかなかったのは、同じ擁壁を南側にもつ東隣の住宅も2年前に新築したそうなのですが、民間検査機関だったので擁壁に関してはなんの指導もなかったとのこと、、、。
こんな建築確認行政でいいの~っていう感じ、、、。
そんなことにより、工事が2ヶ月遅れてしまいましたが、なんとか無事に完成することができました。
4戸のワンルームもすぐに借りてが決まってしまったとの事。
スタイリッシュなインテリアですからネ~、、、ナンチャッテ!
W社の社長もみえて、Kさんへの鍵と書類の引渡し。
オーナーの息子さん住戸の手直しが発生してしまいましたが、それもすぐに解決しそうでよかったです。
建築設計を仕事としていて、もっとも辛いことは、図面の段階から十分説明し、製品はカタログやサンプルで確認して進めているにもかかわらず、ごく稀に出来上がったものに対して納得いかない方がいらっしゃることです。
そんな場合は、いままでの経過を説明させていただき、誠心誠意、双方の納得いく解決方法を見出して行くようにしています。
なにはともあれ、オーナーのKさんご夫妻にはたいへん喜んでいただけてよかったです。
擁壁の件により工程が遅れたことで、引越しが明日になり、毎回必ず行っているオープンハウスが出来ないのが少々残念です。
場所は大崎中学校の南側にある「K FLAT」というたてものです。
近くに行ったら見てみてください。
引渡しを終えて、6時から高円寺の明石スタジオへ知人の出演する演劇を見に行ってきました。
クラッシックバレエ、大昔に歌舞伎そして最近吉本新喜劇はみたことがありますが、演劇ははじめてかも、、、。
タイトルは「TALK TO ME NOW」。
中年を迎える同級生が久しぶりに郷里で会い、甘酸っぱい青春時代を回顧する、笑いアリ、涙アリのストーリー。
およそ8メートル×4メートルのステージで、約2時間、同じ舞台セットにもかかわらず、いろいろなシーンが展開され、まるで夢を見ているような気分になってしまいました。
はじめて演劇のパワーを思い知らされました。

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